FXでは、通貨は必ず2つセットで見ます。この組み合わせが通貨ペアであり、USD/JPYの読み方を理解すると、相場の見え方がかなり整理されます。
USD/JPY は「1ドルを買うのに何円必要か」を表します。
通貨ペアとは、2つの通貨を組み合わせて価格を表したものです。FXでは単独の通貨を扱うのではなく、必ず別の通貨との比較で価格を見ます。
たとえばUSD/JPYは『米ドルと日本円』、EUR/USDは『ユーロと米ドル』です。つまり、FXは比較の市場であり、通貨ペアがその基本単位です。
USD/JPYは、1米ドルを買うのに何円必要かを表しています。たとえば150なら、1ドル=150円という意味です。
この数字が上がると、1ドルを買うのに必要な円が増えるので、一般にはドル高・円安の文脈で語られやすくなります。つまり、USD/JPYはドルの価格を円で見ている形です。
通貨ペアの左側をベース通貨、右側をクオート通貨と呼びます。USD/JPYならUSDがベース通貨、JPYがクオート通貨です。
価格150は『1ベース通貨=150クオート通貨』という意味です。このルールを理解すると、他の通貨ペアでも読み方が一気に統一されます。
USD/JPYが上がると『ドルが強い』とも『円が弱い』とも言われますが、背景は同じとは限りません。米金利上昇でドルが買われる場合もあれば、日銀への見方で円が売られる場合もあります。
大事なのは、同じ値動きでも原因が違うことがあると理解することです。つまり、通貨ペアを読むときは、価格だけでなく背景まで見る必要があります。
USD/JPYが145から150に上がると、1ドルを買うために必要な円が増えたことを意味します。
米金利上昇が背景ならドル高の色が強く、日銀政策の見方が背景なら円安の色が強いと考えられます。
通貨ペアとは何か、USD/JPYの価格が何を意味するのか、ベース通貨とクオート通貨の違いを説明できる状態にする。